災害時の停電で電源をどう確保する?電気自動車、プラグインハイブリッド車は走る蓄電池

クルマのこと

 日本は台風や地震など様々な災害に見舞われた災害大国です。2011年3月に発生した東日本大震災や2016年の熊本地震、そして今年の千葉で発生した台風による甚大な被害がありました。

 これらの災害により、人々の生活に大きな影響が出ました。しかし、そんな中でも自動車が活躍したことも事実で、大規模な停電や深刻な燃料不足に見舞われた際に、電気自動車やプラグインハイブリッド車が走る蓄電池、ガソリンフリーの移動手段として活躍しています。

 電源を確保すること=蓄電池を保有することになりますからね。

 災害時に万が一の事態に陥った時に電源確保の手段の一つとして、この記事では電動車についてご紹介します。

【地震などの災害時は電源の確保が困難】

 先ほどの様に、日本は世界でも屈指の災害大国です。地震、台風、洪水など毎年の様に災害に見舞われています。

 甚大な災害に遭った時に、最もダメージが大きいことはライフラインの寸断ではないでしょうか?電気・水道・ガス全て失われた時に生活は成り立ちません。

 自分達にできることは、万が一の事態を想定していかに準備ができるか?ということです。そう考えた時に、あなたならどう備えますか?最低限できることは以下くらいでしょうか。

水道

 非常用の水をペットボトルで保管しておく。定期的に使用する必要があります。

ガス

 貯めておくことが難しいので、オール電化にしてそもそもガスを使わないという発想もありですね。

電気

 一番万全に備えられるのは電気では無いでしょうか?電気はガスの代替手段になりますので、電源が確保できれば電気ヒータや炊飯器などの家電が使用できます。

 また、特に医療機関などでは患者にとって電源が確保できないことは、命の危険にさらされることにもなります。人工透析などに頼っている患者の方にとっては致命的です。

 こちらは医療機関などでバックアップ電源として利用されているリチウムイオン電池です。一般家庭でも使用可能で、この規模の容量の蓄電池であれば、家庭で太陽光パネルと蓄電池のセットで電力会社の電力供給に頼らない生活ができる可能性があります。

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 上記の蓄電池の様に住宅に備え付けられる住設用の蓄電池や、電気自動車、ハイブリッド車など蓄電池を積んでいて、且つ給電できる自動車を持つことで災害時の大きな力になりますね。

 以下、蓄電池を積んで、且つ給電機能を持つ車についてご紹介します。

【ハイブリッド車】

 トヨタ自動車を筆頭に、国産車のほとんどのメーカーで生産されています。ハイブリッド車はあくまでガソリンでの走行がメインであるため、高電圧バッテリーの容量も少ないことが特徴です。

 ですが、例えばトヨタ車であれば大概のハイブリッド車で1500Wのアクセサリーコンセントがオプション設定されており、ガソリンさえあれば一般的な家電を使用することが出来ます。

【電気自動車】

 電気自動車は今月発生した台風による千葉での停電時も、大いに活躍しました。日産は電気自動車「リーフ」をレンタルし、被災地での電源確保に一役買いました。

 電気自動車は「走る蓄電池」ですので、バッテリーの容量さえあれば、生活家電を使用することが出来ます。

 課題はバッテリー残量が無くなれば、結局電源が必要になることでしょうか。

日産

・リーフ、ノート

三菱

・i-MiEV

【プラグインハイブリッド車】

 プラグインハイブリッドは、ハイブリッド車と比較して大容量のバッテリーを搭載していることが特徴です。普段の生活では基本的に電気のみで走行し、夜は自宅の駐車場で充電。長距離走行時はエンジンを駆動し、ハイブリッド車同様充電しながら走行します。

 よって、電気自動車よりも一般的に後続距離も増加し、災害時も電欠になりにくいです。モーターとエンジンの2つのパワートレインを持つことが強みと言えますね。

トヨタ

PRIUS PHV

三菱

アウトランダーPHEV

【燃料電池車】

 前述ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気と異なり、燃料電池車は「水素」を燃料とします。

 水素を充填できる水素ステーションの普及がまだまだ限定的であることが課題ですが、災害時の強力な味方になってくれることが期待されます。

トヨタ

MIRAI

ホンダ

クラリティ

【大型リチウムイオン電池を積んだ「電源車」】

 こちらはパワートレインに関わらず、大型リチウムイオン電池を搭載した「電源車」といわれるものです。いわば大きな電池を運ぶ車のレンタルサービスですね。発電機と異なり騒音、においなどの心配がありません。

 沖縄以外の日本全国でレンタルすることができます。

 いかがでしたか?災害による万が一の時のための備えをしておくことは非常に重要です。普段所有する車で出来ることの一つとして、高電圧バッテリーを搭載する前述の車を持っておくことをご紹介しました。皆さんもぜひ参考にされてみてください。

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