LINE PayやPayPayなどスマホ決済の方法は正直乱立状態で、どの決済方法が自分に合っているか分からなくなってきますよね。数あるスマホ決済のうち、自分のライフスタイルに合った方法を選択することが望ましいです。
今回はauユーザーにとってメリットがあるスマホ決済をご紹介します。大手キャリアであるauが運営するauPAYについてご説明します。
【auPAYはプリペイド方式】
auPAYとは、大手キャリアであるauが運営するキャッシュレス決済です。運営開始は2019年4月からで、スマホ決済としては比較的新しい部類に入ります。LINE PayやPayPayと同様にプリペイド(前払い)方式で、au walletにチャージした残高の範囲内で決済が可能です。
また、決済方法は「au WALLET プリペイドカード」というauユーザーしか入手できないauIDが無ければ手に入らないカードでした。
元々はauユーザーのみの決済方法でしたが、2019年8月28日からはauユーザー以外でもauIDの取得が可能となり、auPAYを利用することが出来るようになりました。
【auPAYとau walletカードとの違い】
auPAYの説明の前に、au walletカードとの関係について解説します。
auPAY
au walletの残高の範囲内で利用可能。決済方法はスマホでQRコード決済で、楽天Payに対応する店舗で利用可能です。
楽天Payの対応店舗についてはこちらを参照ください。
au walletカード
au walletの残高の範囲内で利用可能のプリペイドカードです。決済方法はカード決済で、master cardに対応した店舗であればどこでも利用可能です。
この2つ非常に紛らわしいですが、au walletのチャージ分から引き落とされることは同じで、使えるお店と決済方法が異なります。
楽天Payとmaster cardどちらも網羅性は高いので、 スマホ起動⇒アプリ起動⇒QRコード表示or財布からカードを出す、のどちらが使いやすいかで決めれば良いと思います。
【auPAYはアプリのダウンロードから】
auPAYの利用は、auユーザーである場合と、そうで無い場合で異なります。それぞれのauPAYの始め方について見て行きましょう。
auユーザー
お持ちのauIDでau WALLETプリペイドカードを申し込みましょう。後はスマホ決済のために、「au WALLETアプリ」をApp StoreもしくはGoogle Playからダウンロードし、利用設定をすれば完了です。
決済はauPAYに対応している加盟店でコードを用意し、スキャンしてもらうことで可能です。
auユーザー以外
まずauIDを申し込みましょう。auIDが取得できれば、後は前述のauユーザーの手順と同じです。
残高が不足してくれば、auPAYにコンビニのレジなどでチャージすればまた利用できます。
【auPAYのポイント還元率】
au PAYで決済した場合、auウォレットポイントが残高に貯まります。還元率は0.5%(200円に付き1ポイント)で、これはau walletカード利用時も同じです。その上で、auユーザーであれば以下の様な優遇が受けられます。
au スマートパスプレミアム会員(月額499円)
還元率1.5%(200円に付き3ポイント)
三太郎の日
au WALLETポイントの還元率が高くなります。毎月3の付く日(3日13日23日)にau PAYで決済すればau WALLETポイントの還元率が高くなります(事前エントリーが必要)。
【auPAYのメリットは?】
auPAYはauユーザーにとってはメリットが多いことが特徴です。ここではメリットとデメリットを説明します。
メリット
au walletポイントが支払いに使える
貯まったau walletポイントが支払いの際に使えます。
auユーザーであれば通信料支払いに充当可能
auユーザー限定ですが、au walletポイントを月々の通信料支払いに充てることが可能です。auユーザーには嬉しいですよね。
デメリット
au walletポイント還元率が低い
ポイント還元率は0.5%と決して高くありません。au WALLETクレジットカードで支払い設定を行えば還元率は合計で1.5%になりますが、auユーザー以外はあまり旨味はありませんね。
いかがでしたか?auユーザー以外も利用が解禁されましたが、正直auユーザー以外はメリットが薄い印象です。
ですが、他社の大判振る舞いなキャンペーンに対抗するために、auユーザー以外にとっても魅力的に思えるような施策を今後打ってくる可能性がありますね。今後の動向に注目しましょう。