交通系キャッシュレス決済であるPASMO。普段電車やバスを通勤などで利用する方にとって、必需品ではないでしょうか。
10月1日からの消費増税によるポイント還元にも対応しており、今後需要が高まっていくものと推測されますが、その活用方法とはいかなるものなのでしょうか?
この記事では交通系電子マネーであるPASMOについてご紹介します。
【こんな方におすすめ】
・PASMOに興味のある方
・交通系電子マネーに興味のある方
【PASMOとは?】
PASMOとは、株式会社パスモが関東地方、山梨県、静岡県の27の鉄道事業者と、バス76事業者で運営する、電子マネーを備えるICカード乗車券です。
2007年3月から運営が開始されました。関東圏で電車とバスを利用する方にとって、Suicaと並んでメジャーなサービスでは無いでしょうか。
Suicaについては、こちらも参照ください。
【PASMOは事前にチャージして利用するプリペイド方式】
PASMOの利用に当たっては、事前にチャージした残高の範囲内で利用が可能です。もちろん電車やバスの利用だけで無く、PASMOに対応した店舗でも、残高の範囲内であれば決済が可能です。
クレジットカードと紐付けることで、一定残高を下回れば、自動でチャージするオートチャージ機能が備わっているため、チャージし忘れることでPASMOが利用出来ない、といったことが防げるので非常に便利です。
【PASMOの種類は様々】
PASMOには様々なタイプがあるため、好みに応じた使い方が可能です。以下紹介していきます。
記名PASMO
自動券売機などで入手可能で、氏名、生年月日、性別、電話番号わ登録します。万が一紛失しても再発行が可能であることが特徴です。
無記名PASMO
個人情報の登録無しで利用出来ますが、紛失したら再発行が出来ません。
PASMO定期券
前述の記名PASMOに定期券の情報を追加したものになります。定期券区間外の利用分を改札で自動精算してくれる便利な機能が付いています。suica との連携定期券も発行しています。
小児用PASMO
記名PASMOの内、小児用運賃を差し引く設定が出来ます。
クレジットカード一体PASMO
クレジットカードとPASMOを一体にしたカードです。定期券情報を登録することが可能です。何かと便利なカードです。
オートチャージ機能付きPASMO
オートチャージ機能が付いた記名PASMOです。クレジットカード一体PASMOと異なる点は、クレジットカード自体にPASMOが付与されていないことです。
【PASMOに出来ること】
PASMOは電車やバスだけに留まらず、本当に様々なシーンで利用することが出来ます。主な活用シーンは以下の通りです。
・電車とバス
・タクシー
・PASMO対応店舗
・自動販売機
・駅構内のコインロッカー
【10/1からの消費増税ポイント還元にも対応】
10月から政府が実施する、キャッシュレス・消費者還元事業にも参画します。そのためポイント還元が可能です。
利用には専門サイトで利用登録が必要ですが、普段から利用している方にとって、ポイントも貯まるため、メリットの方が大きいですね。
【ポイントはまとめて還元される】
PASMOの電子マネー機能で決済することで、ポイント還元が受けられる訳ですが、他のキャッシュレス決済と異なり、ある一定期間で還元されたポイントを、一括でまとめて還元されます。忘れた頃に一気にポイント加算されるため、正直使い辛いかも知れませんね。ちなみにその期間とは下記の通りです。
・2019年10月~12月(第1期)
・2020年1月~3月(第2期)
・2020年4月~6月(第3期)
いかがでしたか?PASMOは同じ交通系電子マネーのSuicaと並んで利用する方が多いのではないでしょうか。いずれにせよ元々PASMOを利用する方にはメリットになるため、ぜひ利用を検討されてみてはいかがでしょうか。