トヨタ自動車は、コンセプトEVであるLQに、JOLEDと自動車部品大手のデンソーが共同開発した、有機ELディスプレイを搭載すると発表しました。この有機ELディスプレイはどんな特徴を持つものなのでしょうか。以下解説します。
スポンサーリンク
コンセプトEV「LQ」とは?
LQとは、トヨタ自動車が製造予定のコンセプト電気自動車です。一般販売予定は無く、2020年の東京オリンピックで本格登場予定で、主にマラソンの先導、聖火リレーの隊列などの役目を予定しています。一般の方でも試乗する機会があり、大会期間中はお台場のMEGA WEBで試乗することが出来る予定とのことです。
LQについてはこちらの記事でもご紹介しています。

トヨタLQは市販される?自動運転レベル4の先進的な電気自動車!LQとはトヨタが発表した電気自動車で、1回の充電での航続距離は約300kmです。上の画像がLQですが正直見たことも無い様な攻めたエクステリアデザインです。その特徴的なエクステリアだけではなく、AIエージェント機能やレベル4自動運転機能など、トヨタの先進技術を惜しみなく投入している車ですね。...
共同開発の有機ELディスプレイの凄さ
今回開発された有機ELディスプレイは、JOLEDとデンソーの共同開発によるものです。
JOLED
東京都千代田区に本社を置く有機ELディスプレイメーカーです。設立が2015年と新しい会社で、ソニーとパナソニックの有機EL開発部門が統合されて誕生しました。
デンソー
愛知県刈谷市に本社を置くトヨタ系列の自動車部品メーカーです。設立は1950年と歴史は古く、2018年の年間売上高は5兆円を超える大手です。
上記2社による共同開発により、従来のディスプレイと比較して、薄型・軽量化、形状の加工自由度が大幅にUPし、LQに要求される高い意匠性を実現しました。
以下のリンク先で実物が見れます。
https://www.webcartop.jp/2019/10/437627/t7gi2819-3/
いかがでしたか?LQは市販されない所が残念ですが、これを足掛かりに市販車に今後この技術が織り込まれていくことが予想されます。今後の有機ELディスプレイに注目しましょう。
スポンサーリンク
スポンサーリンク