トヨタ自動車はVitzの後継に位置付けられる次期型ヤリスを公開しました。トヨタの新規プラットフォーム思想であるTNGAを採用し、ハイブリッドシステムなどのパワートレインも一新。
さらにエクステリアはAudiのA1を思わせる様な、今までのVitzからしたら考えられないくらい見た目もカッコよくなっています。
このヤリスの魅力についてこの記事ではご紹介しようと思います。
【ヤリスは元々は海外版Vitz】
ヤリスという聞きなれない車名と思われる方もいるかと思いますが、元々日本国内でVitzとして販売されておりましたが、海外では「Yaris」として販売されておりました。
今回のモデルチェンジを機に欧州名ヤリスに統一した理由として、「エンジンやプラットフォームなど、全てを刷新して世界に通用するまったく新しいクルマ造りに挑んだ。」という思いが込められているとのことです。車名も欧州名に統一し、世界で戦うクルマという位置付けが伝わってきますね。
【何と言っても外観デザイン】
今回の新型ヤリスの特徴としては、その洗練された外観にあるのでは無いでしょうか。上下のツートンカラーはAudi A1を思わせる様なカッコいいデザインに仕上がっています。
現行VitzはマツダDEMIOなどと比較して、地味な印象がありました(あくまで個人的な主観です)。しかし、新型ヤリスはフロント廻りもシャープになり、見栄えがする外観に仕上がっているのではないでしょうか。
【自動ブレーキ等最新の安全設備】
昨今高齢者の方によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故や、右折時の歩行者の見落としによる事故など、交通事故は社会問題の一つです。自動ブレーキや踏み間違え防止などの設備は、高級車に装備されていることが多く、所有人口の多いVitzの様なコンパクトカーの装着率は年々増加はしているものの、まだまだ普及段階にあります。
今回のヤリスには緊急自動ブレーキを初めとした安全装備がパッケージされる、トヨタセーフティセンスが備わっています。高齢者の方だけではなく、初心者ドライバーの方にも嬉しい装備と言えますね。
【駐車支援機能を装備】
新型ヤリスは駐車支援機能を装備しています。これは、白線を認識し駐車スペースを判断してドライバーに代わって、自動で駐車を行う機能です。
レクサスLSなどの高級車にはオプションで設定できる機能でしたが、今回ヤリスにも装備されることとなりました。初心者ドライバーの方には心強い機能ですね。
いかがでしたか?コンパクトカーブームを約20年引っ張ってきたVitzが、今回のモデルチェンジを持って幕を下ろすことは寂しいことですが、新型ヤリスに改め新たなスタートを切ることになります。日本での発売は2020年2月を予定しています。