自動運転「レベル4」の定義と事故時の責任は?国産では日産が先行

クルマのこと

 SBドライブ(ソフトバンクグループ)が自動運転レベル4を想定した、運転席の無いバスの試乗会を実施しました。また、UDトラックスは今年の8月に北海道にて、レベル4の自動運転トラックの実証実験を実施予定。

 この自動運転レベル4とは「限定された場所(例えば高速道路)でドライバーに頼る事無く、システムが全てを操作する」レベルであることを指します。言わば人が関与することなく車で移動ができる夢の様な話ですね。

 ですが、自動運転ならではの課題も出てきています。ここでは、新たに見えてくる自動運転の課題についてご紹介します。ちなみに自動運転レベルについてはこちらの記事も参照ください。

 また、日産の新型KICKS(キックス)にも、半自動運転機能である「プロパイロット」が装備されています。

【自動運転レベル3と4の大きな違い】

 ここで改めて自動運転3と4の違いについて説明します。

自動運転レベル3

限定された場所で、全てシステムが操作。緊急時はドライバーが操作

自動運転レベル4

限定された場所で、ドライバーに頼ることなく全てシステムが操作

 レベル3と4の大きな違いは、レベル3は緊急時は人間が操作することに対し、レベル4は人間は運転に一切関与せず、システムが運転の全てを司ることになります。

 レベル4では人は運転に関わる行為を一切しまいため、くつろいでいたり、寝てたりしてても良い訳です。

【事故を起こした時にどうなる?】

 ここが一つの課題です。レベル3であれば緊急時は人に操作が委ねられるため、ドライバーに過失を請求することが不可能ではありませんが、レベル4となると人が関与しません。

 では責任は誰でしょうか?車自体?メーカー?自動運転制御開発者?加害人身or物損事故であるとすると、加害者は車自体であることに間違いはありません。

 ですがその車を作ったのはメーカーであり、制御開発者になります。彼らが責任を取らないといけないのでしょうか?

【法整備が今後の課題】

 責任をメーカーが取らないといけないとなると、メーカーはリスクを冒してまで自動運転の開発をしません。現状お年寄りの方のアクセル・ブレーキの踏み間違いによる痛ましい事故が多発している現状で、その切り札となり得る自動運転技術の開発を阻害することになります。

 制御開発者の責任も同様です。そんなことになれば誰も開発しませんよね?ですが、だからといってメーカー、開発担当者に一切の責任を問わないと、安全に対しての制約が無くなってしまうので、ある一定の責任は発生する様に法整備されると思われます。

 いかがでしたか?車に乗って目的地設定をすれば後は寝るだけ、という時代がすぐそこに来ています。私の子供のころからすると考えられない時代に突入しようとしています。

 ですが、それに伴う新たな解決すべき課題が多いことも事実です。早急な技術の進歩と法整備の充実が求められます。

 最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

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