普段の実務の中であなたは多くのスキル、知識を得ていると思います。そしてそれらの得られたスキル、知識は自身の経験として蓄積され、今後のキャリアアップに大きく貢献していく財産となっていきます。
ですが厳しい言い方をすると、業務の中でそれらのことを得ることは至極当たり前のことで、周囲よりも一歩先を行くためには実務経験以外で敢えて時間を割いてキャリアアップを図ることも重要なことです。どんどん昇進していく人とそうでない人の差はこういく所で着実についてきます。
ここでは、普段の業務の実務以外でのキャリアアップの手段についてご紹介します。
自己啓発でマインドを変える
自己啓発とは、本人の意思で自分自身の能力を開発したり、精神的な成長を目指すことを指します。実務をこなしていく中で身につく能力というのは、ある意味本人の意思ではありません。
実務以外で時間を確保しスキルを補うことは、自分の意志で決めていくことになります。例えば、プレゼン能力、資料作成能力などはもちろん実務上で鍛え上げられることだと思いますが、書籍によってそれを補うことも可能です。
こちらは就活生からマネージャ層まで参考になるロジカル・プレゼンテーションについて書かれています。かなり参考になりますのでぜひ役立ててみてくださいね。
自分磨きという意味では、TOEICのスコアをアップさせることも手です。TOEICは昇進・昇格で必要な企業も多く、また転職する際にも数値として分かりやすいスキルの一つです。最低でも600点は取っておきたい所です。
TOEICについては、こちらの記事も参照ください。
教育に積極的に参加してスキルアップ
教育と言っても自社教育、教育セミナー等様々だと思いますが、社員の育成に力を入れている企業は少なくないと思います。この少子高齢化の現代社会において、より良い人材をできるだけ確保しておきたいとどの企業でも考えることです。
その様な機会は積極的に活用すべきです。日々の業務に追われ多忙な中で敢えて時間を確保し冷静になることで、一旦立ち止まって自分を振り返る良い機会にもなるためおススメです。
異業種交流で刺激を得る
企業というのはある種の閉鎖的な国家の様なものです。一つの企業に長らく勤めていると、良くも悪くもその企業の体質が身に染み付いてくるもので、その企業の思想と異なる思想に対して拒否反応を示したくなるものです。
私自身もそうです。新入社員の頃はスポンジの様に何でも吸収出来ていましたが、自分の中で考え方が定着してきて、それに反するものは中々受け入れられなくなってきてます。本当に我ながら頑固になったな、とつくずく感じます 笑。
そう言った意味で異業種交流会というものは、様々な企業の方と交流を持ち、様々な考え方に触れる中で、自組織の体質や自分の考え方について改めて客観的に見つめ直す良い機会になります。
他企業の文化に触れることにより刺激にもなりますし、自身のキャリアを見つめ直す良い機会にもなりますので、是非機会があれば参加されることをおススメします。
転職して更なるキャリアアップを図る
転職は最高のキャリアアップの手段の一つだと思います。私自身今の会社に新卒以来ずっと勤めておりますので、転職の経験はありませんが、このままこの会社に勤め続けて良いのか?という問いを投げかけた時に、決してYESとはならないです。
やはりもっと稼ぎたい、もっとキャリアアップしたい、という欲求に駆られることがあります。
但し、転職には一定のリスクがあり、私自身家庭を持っているのでよほど勝算が無い限りそのリスクを侵そうとは思いませんが、より良い条件があれば自分がどこまでやれるのか試してみたいと思います。
転職についてはこちらも参考にして頂けると幸いです。
https://shigotonokokoroe.com/career-change/
いかがでしたでしょうか?キャリアアップはしたくない、という方は少ないと思います。一社会人としての成長もさることながら、一人の人間としても日々成長していきたいものです。
キャリアアップに関する書籍としては、以下も参照ください。