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レクサスUXの各グレードの価格や特徴は?「狭いけどかっこいい」が当てはまる1台

 2018年にデビューしたレクサス(LEXUS)のコンパクトSUVであるUX。レクサスのエントリーモデルという位置付けで、価格も400万円前半と割と手の届きそうなモデルです。

 この記事では、レクサスUXのグレードごとの価格や特徴についてご紹介します。

※画像はLEXUS HPより引用

レクサスUXとは?

出典:LEXUS HP

 レクサスUXは「クリエイティブ・アーバン・エクスプローラー」をコンセプトとした、都会での機動力を重視したSUVです。トヨタブランドのC-HRと同じTNGAプラットフォームを採用し、廃止されたレクサスCTの後継モデルとなるコンパクトSUVです。レクサス版C-HRなんて世間では言われていますね。

 カテゴリーこそコンパクトSUVですが、車高が1540mmと思いのほか高くないため、どちらかというとハッチバックタイプに近いです。CTの後継モデルというくらいですからね。

 車両価格は400万円台で、小回りも効くため、日本の道路でも取り回しに苦労することは無いでしょう。そのため、20代から60代のシニア世代まで幅広くニーズがある車と言えます。

 何よりレクサスブランドが400万円前半で手に入ることが、大きなポイントかもしれません。

レクサスUXの各グレードと特徴

  レクサスUXのパワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類で、ガソリンは2L(2WD)、ハイブリッドは2L+モーターで2WD、4WDとなります。

 また、注目はレクサス初のEVモデル「UX 300e」が投入される予定で、国内は2021年前半の発売予定です。

 以下グレードと価格をまとめました(2020年5月時点)。

グレードエンジン価格
UX2002.0 直4 DOHC¥3,972,222
UX200 “version C”2.0 直4 DOHC¥4,216,666
UX200 “F SPORT”2.0 直4 DOHC¥4,512,037
UX200 “version L”2.0 直4 DOHC¥4,827,778
UX250h(2WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥4,328,704
UX250h(4WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥4,593,519
UX250h “version C”(2WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥4,573,148
UX250h “version C”(4WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥4,837,963
UX250h “F SPORT”(2WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥4,868,519
UX250h “F SPORT”(4WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥5,133,334
UX250h “version L”(2WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥5,184,259
UX250h “version L”(4WD)2.0 直4 DOHC + モーター¥5,449,074

ノーマル(UX200、UX250h)

 エントリーグレードです。シート表皮はファブリックとなります。

version C

 ノーマルグレードと比較して以下標準orオプションが可能です。

  • アダプティブハイビームシステム[AHS]
  • ブラインドスポットモニター[BSM]
  • パーキングサポートブレーキ[PKSB]
  • パノラミックビューモニター
  • 【おすすめ!】三眼フルLEDヘッドランプ (ロー・ハイビーム) &LEDフロントターンシグナルランプ
  • 【標準】LEDフロントフォグランプ&LEDコーナリングランプ
  • 【標準】フロントワイパー雨滴感知式オート
  • 【標準】オート電動格納式ドアミラー
  • 【標準】スマートエントリー&スタートシステム(カードキー)
  • 【標準】ステアリングヒーター
  • 【おすすめ!】【標準】L texシート (運転席・助手席ヒーター付)
  • 【標準】運転席・助手席8Way調整式パワーシート(運転席ポジションメモリー / 運転席電動ランバーサポート付)
  • 【おすすめ!】【標準】レクサス クライメイト コンシェルジュ(運転席・助手席独立温度調整オートエアコン / 花粉除去モード付)

 NXを皮切りにレクサスのトレンドの一つである三眼フルLEDヘッドライトは、このversionCからオプション設定可能です。ぜひ付けておきたいですね。

 また、レクサスクライメイトコンシェルジュはボタン一つで、運転席助手席の空調を最適な状態に自動で維持してくれるレクサスならではの装備です。

F SPORT

出典:LEXUS HP L texスポーツシート

 versionCと比較して以下標準orオプションが可能です。F SPORT専用装備がほとんどです。

  • ドライブモードセレクトスイッチSport S / Sport S+
  • 【おすすめ!】【標準】スピンドルグリル (メッシュタイプ / 漆黒メッキモール)
  • 【標準】TFT液晶式メーター(F SPORT専用)
  • 【標準】本革ステアリング (パドルシフト付)(F SPORT専用)
  • 【標準】ディンプル本革シフトノブ(F SPORT専用)
  • 【標準】アナログクロック (GPS時刻補正機能付)(F SPORT専用)
  • 【標準】アルミ製スポーツペダル(F SPORT専用)
  • 【標準】スカッフプレート (LEXUSロゴ付)
  • 【標準】ニーパッド (運転席・助手席) ソフトパッド表皮巻き
  • 【標準】L texスポーツシート (運転席・助手席ヒーター付)
  • 【おすすめ!】本革スポーツシート(運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付)(F SPORT専用)
  • 【おすすめ!】マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム

 おすすめはベンチレーション付き本革シートと、マークレビンソンです。どちらもオプションですが、ベンチレーションは夏場に大活躍しますし、マークレビンソン(高いけど。。)も正にレクサスといった装備です。

version L

 UXの最高グレードです。versionCと比較して以下標準orオプションが可能です。

  • 【標準】アダプティブハイビームシステム[AHS]
  • 【標準】ITS Connect
  • 【標準】三眼フルLEDヘッドランプ (ロー・ハイビーム) &LEDフロントターンシグナルランプ
  • 【標準】ヘッドランプクリーナー
  • 【標準】UV・IRカット / 遮音タイプ
  • 【UXならでは!】【標準】フローティングベントコントロールイルミネーション
  • 【おすすめ!】【標準】本革シート (運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター付)

 versionLは装備フルフルといった所ですね。ですが、ヘッドランプクリーナーは他車でもそうですが、活躍の場があるのかいつも疑問に思います。曇れば拭けば良いですからね!

レクサスUXの見所

 UXはレクサスのエントリーモデルでありながら、レクサス初の試みが施されていたりと、目新しいアイテムが織り込まれていることも魅力の一つです。

インテリア

出典:LEXUS HP

 レクサスUXのインパネ周りは、センタークラスターがドライバー向きになっており、コックピット感が強い印象を受けます。また、ダッシュボードに和紙調の表皮を採用するなど、最近のレクサスのトレンドらしく「和」を取り入れた落ち着いたデザインとなっています。

出典:LEXUS HP

 シートデザインについても、上の画像の「コバルト」は高級感を味わうことができるカラーですね。

 一つだけデメリットを挙げると、ラゲージスペースが致命的に狭いことでしょうか。この点は、発売当初から課題となっていて、ガソリンモデルはラゲージスペースが拡充されましたね。

 いずれにせよ荷物を沢山積んで遠出することには向いていない車と言えます。

エクステリア

出典:LEXUS HP

 UXのエクステリアはコンパクトでありながら、スピンドルグリルを始めとして、レクサスらしい造形に仕上がっています。

出典:LEXUS HP

 大きな見所の一つがこのテールランプではないでしょうか。左右のテールランプを横一直線に繋ぐことで先進的でワイドな印象を与えます。

 この一直線テールランプは賛否ありますが、これはこれでかっこ良いですね!また、このテールランプは単にデザイン性だけではなく、空力性能にも寄与する形状になっています。

 いかがでしたか?レクサスUXはエントリーモデルでレクサスブランドの中でも割と馴染みやすい車だと思います。気になる方はお見積りをされてみてはいかがでしょうか。

 レクサスSUVはこちらも参照ください。

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