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JTの吸うカフェイン「ston(ストン)」!手軽さゆえにカフェインの過剰摂取にならないのか?

 JTグループの「BREATHER(ブリーザー)」が開発・販売したカフェインが手軽に吸引できるston。発売して半月程度ですが、品切れ状態になるなどかなりの人気を誇っており、売れ行きは上々。

 しかし、手軽に吸うことができるので、「そんなにカフェインを摂取して大丈夫?」「カフェインの過剰摂取で健康へ影響は出ないの?」と言った、健康への影響が気になるところです。

 この記事では、stonのカフェイン量についてご紹介します。

吸うカフェイン「ston(ストン)」とは?

 stonとは、JTグループの「BREATHER(ブリーザー)」が製造・販売しているカフェイン吸引機器です。手の平サイズの本体で、別売りのカートリッジを差し込み使用します。開発コンセプトは「ビジネスパーソンの休みの質を改善する」とのことで、仕事の合間に一息いれるアイテムと言えますね。

 見た目は電子タバコにも見えますが、もちろんニコチンは含まれておりません。

 フレーバーは「POWER:ミントフレーバー」と「CALM:ココナッツフレーバー」の2種類が用意され、それぞれ「GABA」と「カフェイン」が含まれています。

カフェインとはそもそも何?

 カフェインはコーヒーなどに含まれており、覚醒効果があります。受験勉強や仕事などで眠気覚ましをしたい場合に、活躍しますよね。気になるカフェインの許容摂取量ですが、厚生労働省のHPに以下の様な記述があります。

 カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります

 このため、食品からのカフェインの摂取に関しては、国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。例えば、世界保健機関(WHO)は、2001年にカフェインの胎児への影響はまだ確定はしていないとしつつも、お茶、ココア、コーラタイプの飲料はほぼ同程度のカフェインを含んでおり、またコーヒーはその約2倍のカフェインを含んでいることから、妊婦に対し、コーヒーを1日3から4杯までにすることを呼びかけています。 また、英国食品基準庁(FSA)では、2008年に妊婦がカフェインを取り過ぎることにより、出生時が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとして、妊娠した女性に対して、1日当たりのカフェイン摂取量を、WHOよりも厳しい200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するよう求めています。

出典:厚生労働省HP

 また、カフェインの致死量という観点では、年齢や体重などの個人差はありますが、5~10g(1時間当たり)と言われています。これはコーヒー30~40杯程を1時間で飲んだ時の量に相当します。

stonのカフェイン量は?

 stonはどうなのかというと、1回あたりの吸引で0.2mg程度なので致死量5gの0.5%以下のため全く問題無いと言えます(問題あったら商品として成り立ちません。。)。

 となると、そんな少ない量で効果あるの?と思っちゃいますが、コーヒーはカフェインの覚醒効果が数10分後であることに対して、stonは数秒後に表れるとのことです。

 いかがでしたか?吸うカフェインと聞くとどうしても気になるstonのカフェイン量について、ご紹介しました。

 勉強や仕事の合間にカフェインを摂取し、気持ちを切り替えることに役立ちそうです。

 現時点でamazon限定販売なので、気になる方はこちらからご購入されてみてはいかがでしょうか。

現状品切れ状態にもなっていることから、転売にはご注意ください

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