レクサスのラージサイズSUVであるRX。2015年のフルモデルチェンジ以来、高価格帯にも関わらずそのスタイリッシュなエクステリアと最新の安全装備を備えるなど、その機能性の高さからかなりの台数が売れていますね。
この記事では、レクサスRXのグレードごとの価格や特徴についてご紹介します。
※画像はLEXUS HPより引用
レクサスRXとは?
出典:LEXUS HP
レクサスRXの現行型は2015年にデビューし、2019年にマイナーチェンジしました。初代RXは元々北米などで販売されており、日本ではハリアーとして販売されていた過去があります。先代は2009年にデビューし、ハリアーよりも体格がかなり大きくなりましたね。
車両価格は500万円~800万円と幅広く、パノラマルーフやモデリスタエアロなどのオプションで追加すると1000万円近くとなる高級車です。
それにしてもエッジが効いていてめちゃくちゃかっこいいですね!
手が出なさそうでもKINTOで手軽にレクサスRXに乗れる!
エントリーグレードでも中々手が出ないレクサスRXですが、ずっと所有する訳では無いなら、トヨタの「KINTO」で新車に乗ることもおすすめです。
月々104,500円(税込)でレクサスRXに乗れます。
シェアカーが普及するなど車の在り方も変わってきており、車を所有するのではなく「新車を借りる」時代になってきています。
KINTOは購入でもシェアでもない、新しいクルマの持ち方です。 3つの大きな特徴があります。
1.頭金なし&月々定額
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レクサスRXの各グレードと特徴
レクサスRXのパワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類で、ガソリンは2Lターボ、ハイブリッドは3.5L+モーターとなります。
以下グレードと価格をまとめました(2020年5月時点)。
グレード | エンジン | 価格(税込) |
RX300(2WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥5,130,000 |
RX300(4WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥5,400,000 |
RX300 “F SPORT”(2WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥6,020,000 |
RX300 “F SPORT”(4WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥6,290,000 |
RX300 “version L”(2WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥6,150,000 |
RX300 “version L”(4WD) | 2.0 直4 DOHC ターボ | ¥6,420,000 |
RX450h(2WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥6,270,000 |
RX450h(4WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥6,540,000 |
RX450h “F SPORT”(2WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥7,470,000 |
RX450h “F SPORT”(4WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥7,730,000 |
RX450h “version L”(2WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥7,290,000 |
RX450h “version L”(4WD) | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥7,560,000 |
RX450hL | 3.5 V6 DOHC + モーター | ¥7,960,000 |
ここからは各グレードごとの装備です。ガソリン、ハイブリッドで一部を除き標準&オプションは同じです。ノーマルから順番に仕様差とおすすめ装備をご紹介します。
ノーマル(NX300、UX300h)
エントリーグレードです。シート表皮は他のレクサスブランド同様お決まりのファブリックとなります。その他全体的な仕様としては最低限の安全装備などが備わっています。
F SPORT
出典:LEXUS HP
ノーマルグレードと比較して以下標準orオプションが可能です。F SPORT専用装備がほとんどです。
- 【標準】ドライブモードセレクトスイッチSport S / Sport S+
- 【おすすめ!】【標準】スピンドルグリル (メッシュタイプ / 漆黒メッキモール)(F SPORT専用)
- 【標準】NAVI・AI-AVS
- 【標準】「パフォーマンスダンパー®」 (フロント・リヤ)
- 【標準】VDIM
- 【標準】三眼フルLEDヘッドランプ (ロー・ハイビーム) &LEDシーケンシャルターンシグナルランプ (フロント・リヤ)
- 【標準】オート電動格納式ドアミラー ブラック塗装 / 広角・自動防眩・鏡面リバース連動チルトダウン・メモリー・ヒーター付
- 【標準】LEDインストルメントパネルイルミネーション /LEDドアトリムイルミネーション
- 【標準】パワーイージーアクセスシステム (運転席オートスライドアウェイ&リターンメモリー機能)
- 【標準】カラーヘッドアップディスプレイ
- 【標準】ディンプル本革ステアリング (パドルシフト付) &ディンプル本革シフトノブ(F SPORT専用)
- 【標準】ステアリングヒーター
- 【標準】アルミ製スポーツペダル&フットレスト(F SPORT専用)
- 【標準】スカッフプレート LEXUSブラックロゴ(F SPORT専用)
- 【標準】リヤドアサンシェード (手動)
- 【おすすめ!】【標準】本革スポーツシート (運転席ポジションメモリー /運転席・助手席ベンチレーション機能付)
- セカンドパワーシート(電動リクライニング&電動格納機能付)
- 【標準】セカンドシートセンターアームレスト カップホルダー・収納ボックス付
- 【標準】前席シートヒータ
- 【標準】レクサスクライメイトコンシェルジュ 運転席・助手席コンフォータブルエアシート(速暖速冷機能付)
出典:LEXUS HP F SPORT
レクサスのアイコンであるスピンドルグリル。サイドグリルもF SPORT専用で、メッシュタイプ&漆黒メッキモール(上の画像)は特に見栄えが良くかっこ良いですね!
リアのロアバンパーもF SPORT専用装備です(上の画像)。漆黒メッキモールとなっており、マフラーカッターも両出しで、とてもスポーティーな造りになっています。
version L
450hLを除いてRXの最高グレードです。ノーマルと比較して以下標準orオプションが可能です。
- 235/55R20 102Vタイヤ&20X8Jアルミホイール(ブロンズ・カラード切削光輝)
- 【標準】パーキングサポートブレーキ (静止物+後方接近車両)[PKSB]
- 【標準】ブラインドスポットモニター[BSM]
- 【標準】パノラミックビューモニター
- 【標準】ITS Connect
- 【標準】オート電動格納式ドアミラー メモリー付き
- 本木目+本革ステアリング (パドルシフト付) &本革シフトノブ ※1
- バンブー+本革ステアリング (パドルシフト付) &本革シフトノブ※1
- 【標準】スカッフプレート LEXUSロゴプレート (フロント・LEDイルミネーション付)
- 【標準】セカンドパワーシート(電動リクライニング&電動格納機能付)
- 【標準】シートヒーター セカンドシート4:2:4分割可倒式シート /セカンドキャプテンシート
- 【標準】運転席・助手席10Way調整式パワーシート (クッション長可変機構&運転席・助手席電動ランバーサポート付)
- リヤシートエンターテインメントシステム
- 【標準】ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
- 【おすすめ!】【標準】セミアニリン本革シート (運転席・助手席ポジションメモリー /運転席・助手席ベンチレーション機能付)
- 【標準】アクセサリーコンセント AC100V・100W / センターコンソール後部(ガソリン)
- ※アクセサリーコンセント AC100V・1500W / センターコンソール後部(ハイブリッド)
※1 どちらか選択
出典:LEXUS HP セミアニリン本革シート
versionLの装備は贅を尽くした仕様という言葉がぴったりです。機能性はもちろん、セミアニリン本革シートや、本木目+本革ステアリングなど視界に入り、手に触れる部分の高級感が尋常では無いですね。
RX450hLはサードシートが極狭
出典:LEXUS HP RX450hL
RX450hLはロングボディタイプで、6人乗り、7人乗り仕様で選択可能です。6人乗りはセカンドシートがキャプテンシート、7人乗りはベンチシートとなります。(画像は7人乗り仕様)
以下ロングタイプならではの装備のみピックアップしてご紹介します。
装備 | 6人乗り | 7人乗り |
RX450hL専用リヤバンパーロアガーニッシュ (サテンメッキ) | ● | ● |
NAVI・AI-AVS | ● | ● |
235/55R20 102Vタイヤ&20X8Jアルミホイール (ブロンズ・カラード切削光輝) | △ | △ |
235/55R20 102Vタイヤ&20X8Jアルミホイール (ハイパークロームメタリック塗装) | ○ | ○ |
ELR3点式シートベルト | – | ● |
ルーフレール | ● | ● |
リヤドアサンシェード (手動) | ● | ● |
リヤシートエンターテインメントシステム | – | △ |
充電用USB 後部2個 / フロントセンターコンソール | ● | – |
充電用USB 後部2個 / セカンドシートセンターアームレスト | – | ● |
450hLの評判としては、サードシートが狭すぎるという声が多い様です。サードシート使用時でもラゲージスペースを十分に確保するレイアウトであるため、大人が乗車するにはかなり窮屈です。サードシート用のエアコンも装備されており、快適性には配慮されているものの、不評であることには変わりない様です。
子供が乗る分には良いかもしれません。
同じくらいの体格のマツダCX-8の様にサードシート使用時はラゲージスペースを最大限犠牲にする方が個人的には好感が持てます。なんか中途半端な印象があるんですよね。。良い車なだけに惜しいポイントです。
尚、RX450hLもKINTOで新車で乗れます。
レクサスRXの見所
RXは同クラスのSUVの中でもずば抜けてインテリアは質感が高く、内装に強みを持つトヨタの本領が発揮されています。
また、エクステリアもレクサスのアイコンであるスピンドルグリルを筆頭に、エッジの効いたスタイリッシュな造形に仕上がっています。
インテリア
出典:LEXUS HP
レクサスRXのインパネ周りは、アームレストなど手の触れる箇所は本革のソフトパッドが張られており、目に付く箇所にはステッチが採用されています。手を抜いている箇所が見当たらないくらいで、総合的に非常に質感の高い仕上がりですね。
出典:LEXUS HP
センターコンソールのエアコンパネルは手に届き易く、流行りのタッチパネルではなくハードスイッチを採用することで、スイッチの位置認識性と操作性が良いです。
エクステリア
出典:LEXUS HP
エクステリアは威圧感さえ感じるほど迫力のある造形となっております。マイナーチェンジ前と同様に、前後ともシーケンシャルウィンカーが採用され、先進性を感じさせます。
シーケンシャルウィンカーは他のレクサスSUVも採用してきており、レクサスのトレンドになりつつありますね。
レクサスのSUVについてはこちらも参照ください。
いかがでしたか?レクサスRXは正に大人の高級SUVというイメージがぴったりな車です。気になる方はお見積りをされてみてはいかがでしょうか。