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仕事で人の心を動かすために意識したい3つのこと

 業務の中で他人に仕事をお願いする機会は結構あると思います。しかし、人に頼み事をしてしっかり納期通りに要求するアウトプットが出てきますか?「こっちはこんなに真剣に依頼をしているのに何で思った通りのアウトプットが出てこないんでろう?」と思った経験があると思います。

 要求通りのアウトプットが出てこない場合、あなたは「あの人の動きが悪いからアウトプットが出てこない」「ちゃんとお願いしているから自分は悪くない」と他責にすることはありませんか?

 納期通りに要求したアウトプットが出てこないことに対して、自分は悪くないと自分を正当化したくなりがちです。「こっちはちゃんと頼んでるのに何でやってくれないんだろう?」と思ってしまいますよね?

 でも、あなたと同じ様に人も忙しいです。その忙しい人に貴重な時間を割いて貰わないといけない訳です。そして忙しいなりにあなたの要求に応えようとします。

 ここでは人に納期通りに望んだアウトプットを出してもらう方法を紹介します。

相手に出して欲しいアウトプットイメージを明確に伝える

 いきなりですが他の人に頼み事をする際に、いつまでにどんな成果物が欲しいか自分でイメージできますか?頼む側が理解できていないのに、頼まれる側がわかるはずもありませんよね。

 しかも散々フォローして出てきたアウトプットがとんちんかんなものだとがっかりしますし、時間の無駄です(もちろん相手にとっても)。

 例えば何かの評価データが欲しいとします。ただ「来週月曜までに〇〇のマーケティングデータが欲しい」だけだと、相手はそのデータをどんな使われ方をするか分からないまま、データ収集作業をすることになります。

 伝え方としては、「顧客向けに△△の良さをアピールし売り込みたい。そのために縦軸:購入数、横軸:購入層の年齢となるマーケティングデータでニーズがあることを説明したい」という頼み方をすれば、相手もイメージが湧きやすく、調査に着手しやすくなります。

 何をすれば良いか相手が理解していないと、その分無駄な時間を消費することになるため、背景とアウトプットイメージは明確に伝えましょう。

やる気、熱意を伝える

 会社の中で人は複数の業務を並行してこなしていることが多いため、限られた時間の中で業務を遂行するためには、業務内容に優先度を付けないと処理していくことは難しいです。

 その判断材料の一つとして、頼まれる側は頼む側の本気度(緊急度)を見ます。自分が頼まれた側の立場に立ってみると、本気度、緊急度の高い業務程優先したくなりますよね?頼む時は相手に熱意を伝える様にしましょう。

 人間関係についてはこちらも参照ください。

職場の人間関係がうまくいかない&疲れたあなたへ!他人を知ろうとすることの3つのメリット職場において良好な人間関係を築くことはとても大切です。これは他部署、仕入先、顧客についても同様で、相手のことを「知ること」だけではなく「知ろうとすること」は相手にもその意思が少なからず伝わり、相手もこちらに対して心を開きやすくなります。...

頼みっぱなしにならない

 人に依頼をしたら「じゃあ後はよろしく!」にならないようにしましょう。しっかりアウトプットのフォローを入れる様にすることが大事です(しつこいフォローだと嫌われるのでほどほどに)。

 頼むだけ頼んで放置すると、自分の意図しないアウトプットが出てくる可能性があります。また、人間ほったらかしにされると、それ相応の対応になるものです。人に依頼をしたら、軌道修正も兼ねて進捗を確認する様にすると良いです。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?人に業務を依頼する時のポイントをまとめました。

・依頼の背景・目的を伝える

・アウトプットイメージを明確に

・やる気・熱意を伝える

・軌道修正も兼ねてフォローを入れる

 これらを常に意識し、自分事と捉えて行動する様にすると良いです。とにかく人のせいにせず、自分事として捉えることが重要です。また、頼みっぱなしにならない様に、しっかりフォローを入れてあげると良いでしょう。

 以下の書籍は主体性を育むマネジメント視点で、自責で考えられる社員を育てるにはどうすれば良いか?というアプローチで書かれています。

 中堅社員としては、マネジメントへの一歩手前の職位です。ぜひこちらも参考にされてみてください。

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