近年国として働き方改革が推進されています。この政策は、有休休暇取得の促進と、残業時間を制限するメリハリのある働き方で、心豊かなプライベートを作ることを目的としています。
一昔前までは残業時間もあってない様なもので、しかし裏を返せば業務時間が長いために、失敗してもいわば無限に時間があるために、力技でリカバリーすることが可能でした。
しかし、現代はそうは行きませんよね?限られた時間の中で効率化が求められ、最短ルートでゴールに到達する働き方が求められます。時代は変わってきているんです。
では、限られた時間の中で期待された、あるいは期待以上のアウトプットを出すためにはどうすれば良いのか?時折周りにいるバリバリ仕事が出来る人は、なぜ限られた時間の中でこなすことができるのか?
この記事では、働き方改革の時代の中で、サラリーマンが業務効率化を図る上で、目指すべき姿について触れようと思います。
こんな方におすすめ
・与えられた残業時間内に業務をこなせず悩んでいる方
・業務効率を上げたい方
とにかく業務時間外に考える
業務効率を飛躍的に上げる方法について、結論は「業務時間外に考えること」です。これは、業務時間内では無く通勤中や風呂に入っている時など、業務外の時間で考えることです。
業務時間外くらい仕事のことを忘れたい、そんなことしたら精神的に病みそう、と思い仕事のことを忘れ、自分の好きなことをすることでリラックスでき、それが仕事へのモチベーションになる方が多いのでは無いでしょうか?
しかし、厳しい言い方ですがそれはあくまで「現実逃避」です。現実逃避して、朝を迎え、会社に行き、デスクの前で「さあどうしよう」状態だと、正直その日の決着が付いています。
出社してから初めてその日何をするか考えるのでは正直時間の無駄です。その日の段取りは出社するまでに考えることが重要です。その考えが結果として間違っていても良いんです。「考えること」が重要で、精度は後からついてくるものです。
会社での業務時間=作業する時間
限られた業務時間は「作業すること」に充てることで業務効率が大幅にUPします。例えば、顧客からの問い合わせを受けている場合を想定すると、出社までに「顧客の聞きたい本質は何か?」を風呂に入っている時にでも考えて自分なりの結論を出した状態で次の日出社すると、朝一出社してすぐに回答メールを作成する作業に取り掛かれます。
出社して1から考えることと、出社してすぐに作業に取り掛かれることとどちらが効率的でしょうか?もちろん後者ですよね。
業務時間外で仕事のことを考えることは、最初はかなり苦痛ですが、慣れてくればそれをやらないと気持ち悪いと思える様になります。
無理の無い範囲で考える
1日24時間仕事のことを考えることは、ある意味社畜です。社畜が悪いとは言いませんが良いとも言えませんよね。とにかく考えることの重要性をお伝えしてきましたが、思い悩んで体調を崩しては意味がありません。「考えること」と「思い悩むこと」は違います。思い悩むことで自分を責めて精神衛生上良くないと感じたなら、やめた方が良いですね。
いかがでしたか?仕事が効率的に回せる人は、どんなに残業時間が削られようとも限られた時間内で、質の高いアウトプットを出すことができます。そういう人は、人の見ていない所で人一倍努力しています。つまり人一倍考えています。
これを毎日続けると、そもそもやらない人と雲泥の差が付いて来ます。考えることはタダです。時間内に業務をこなせない方は、一度思い切って家で考え抜いてみてはいかがでしょうか。