Apple Watch(アップルウォッチ)は腕時計としての機能だけではなく、キャッシュレス決済ができたり、ヘルスケアのツールとしても使えるなど、様々なシーンで活用することができます。
Apple Watchでできることの一つとして、飛行機搭乗時の利便性の高さも見逃せないポイントとなっております。これ一つで飛行機に乗れちゃいますからね。
この記事では、Apple Watch3でANAの航空機に搭乗するメリットや手順についてご説明します。
Apple Watchで搭乗手続きすることのメリット
空港で飛行機の搭乗には以下の様な手順を踏む必要があります。
搭乗券発行⇒手荷物預け⇒保安検査場通過⇒搭乗口で手続き⇒搭乗
Apple Watchで搭乗すると以下の様なメリットがあります。
搭乗券発行で並ぶ必要が無い
年末年始やゴールデンウィーク、お盆など、大型連休中は空港は大変混雑します。搭乗券を当日空港で発券する方も多いと思いますが、発券機や発券カウンターにはかなりの列ができています。
Apple Watchで搭乗する際にはskipサービスを利用することになりますが、事前に搭乗券を発行することになるため、この列に並ぶ必要が無くスムーズに手荷物検査場へ進むことができます。
手荷物、保安検査、搭乗口でApple Watch一つで完結
Apple WatchでQRコードを読み取り機でスキャンしてもらうことで各種手続きが完了します。紙の搭乗券はおろかスマホすら出さずにスムーズに手続きができる点は圧巻です。
何よりスマート
正直skipサービスを利用すればiPhoneでも同じことができます。ですが、スマホすら出すことなく、Apple Watchだけでスマートに手続きを完了することができます。
同じことがスマホでも可能なので、スマホでやればいいじゃん!という方もいるかと思いますが、、ここは自己満です。
Apple Watchで搭乗するための流れ
ここではApple Watchで実際に搭乗するまでの手順について、ご紹介します。
ANAアプリで搭乗券を取得
ANAの場合はANA公式HPかANAのアプリ上で、「予約を読み込む」をタップします。
予約状況を確認し、「Walletアプリを追加」をタップします。
Walletアプリへ追加
購入手続きが完了したら、Walletアプリへ追加します。 WalletアプリでQRコードを提示することで、iPhoneでも搭乗手続きが可能です。
Apple WatchのWalletアプリでQRコードを表示
Apple WatchのWalletアプリでQRコードを表示できれば、いよいよApple Watchで手続きが可能になります!
以下の画像の様な形でApple Watch上にQRコードが表示されるので、読み取り機にスキャンさせるだけです。読み取り機は右側にあるため、左腕にApple Watchを付けている場合は多少身体をひねってスキャンする必要がありますが、そこはスマートにスキャンしてくださいね。
ANA公式アプリではなくWalletアプリがおすすめ
手荷物預けや保安検査場でQRコードを提示して手続きをする方法として、ANAなどの公式アプリを使う方法と、Apple WatchなどのWalletアプリを使う方法の2パターンがありますが、Apple Watch3の特性上後者のWalletアプリを使う方法をおすすめします。
公式アプリだと読み取り時にスリープしてしまう
Apple Watch3は通常スリープ状態で、文字盤を顔に向ける動作で文字盤が表示される仕組みになっています。
そのため、保安検査場などのスキャナにQRコードを読み取らせる動作をすると、スリープ状態になり文字盤が消灯してしまいます。
ANAアプリはこれに対応しておらず、スキャナにタッチすると、読み取らないことがありますが、Walletアプリならその対策が織り込まれているので、焦る心配がありません。
Apple Watchで搭乗する際の注意点
以下の様な場合にはApple Watchを利用して搭乗できない場合があるため、注意が必要です。
紙の搭乗券を発行済の場合
発券機ですでに搭乗券を発行済の場合は、Apple Watchで搭乗できません(つまりskipサービスが使えない)。領収書を発行する場合は注意が必要です。
2歳以下の幼児連れ、お手伝いが必要な場合
帰省などで2歳以下のお子様を連れて搭乗する際は、skipサービスが使えませんので注意しましょう。お手伝いが必要な方と同乗する際も同様です。
保安検査場では預ける必要あり
Apple Watchは電子部品ですので、残念ながら保安検査場を通過する際は、外す必要があります(そのまま通過できた例もあるみたいですが)。
なので、保安検査場通過の際は、QRコードをスキャナーにタッチして、すぐに外す。。便利なのやら不便なのやら。。
Apple Watchでの搭乗はskipサービスが前提なので、予約詳細画面に「♪」のマークがあることを確認しましょう。
まとめ
以上のことから、Apple Watchで飛行機(ANA)に搭乗する場合のポイントと注意点をまとめると以下の通りです。
・Apple Watchで搭乗する際にはskipサービスを利用
・紙の搭乗券はおろかスマホすら出さずにスムーズに手続きができる
・手荷物預けや保安検査場ではWalletアプリを使う方法がおすすめ
・紙搭乗券発行済みや小さい子供(2歳以下)同伴時はApple Watchで搭乗できない
Apple Watchがあればスマートに、そしてスムーズに飛行機に搭乗することができます。本当に便利なのでぜひ活用されてみてください。
Apple Watch3は以下で購入が可能です。モデルとしては最新ではありませんが、Apple Watch5と比較しても遜色無いですし、むしろ機能はそのままに大幅に安くApple Watch搭乗が可能なので本当におすすめです。
Apple Watch3(GPSモデル)38mmタイプ
Apple Watch3(GPSモデル)42mmタイプ
また、Apple Watchの他の便利な使い方については、以下の記事でもご紹介していますので、参考にされてみてくださいね。
https://shigotonokokoroe.com/rental-wifi-at-chubu-international-airport/
この記事がApple Watch3でのスムーズな搭乗のための参考になれば幸いです。
Apple Watchはキャッシュレス生活にも欠かせない存在です。
https://shigotonokokoroe.com/apple-watch-cashless/